日浦中学校1 みんなに支えられて、念願の車いす

 2000年の夏、1人の中学生がアルミ缶集めを始めた。
 きっかけは、自分自身が味わった 『初めて車椅子に乗ったときの感動を、足の不自由な人みんなに味わってもらいたい』 その小さな願いに共感した友達と先生は、アルミ缶集めに加わった。
 1年後の夏、念願の車椅子を購入することができた。このとき、1人の中学生の小さな願いは、学校や地域を動かしていた。
■生徒達手作りの贈呈式。
 中学校の体育館で行われた贈呈式は、運営などすべて生徒たちの手で行われました。
■みんなの想いが、かたちになりました。
 こうやって見ると、車椅子も胸を張っているように見えますね。

■ひとつひとつが特別の車椅子。
 贈られた車椅子にはすべて、直筆のメッセージが書かれています。なんかいいですね、特別って感じがして。
■館長さんの感謝と激励の挨拶です。
 贈られた公民館の館長さんは「多くの人々の交流の場となるよう、車椅子を活用させていただきます」とお礼を述べられました。

 みなさん大事に使ってくださいね。

 平成14年1月11日金曜日、2回目の贈呈式に行ってきました。
(最初の贈呈式は13年年9月にナーシングホームゆうゆう等で行われています)
 中学校体育館で行われた贈呈式は、式全体が生徒達の『手作り』で進められ、車椅子は地域の社会福祉協議会や公民館などに贈られました。
 これから、実際に利用した人たちから感謝の声が届くといいですね。